熱中症予防に効果的な服の色は?

連日猛暑が続いています。外出時にはマスクの着用が求められるため、熱中症に気をつけなければなりません。
 
もし、服の色を選ぶだけで熱中症の予防ができるとしたら、試したい人が多いのではないでしょうか。
どんな服の色が熱中症予防に効果的なのでしょう。
 
熱中症のリスクを減らすには、反射率が高く熱を持ちにくい服の色を選ぶ必要があります。
では、服の色によってどれくらい温度差が出るのでしょうか。

夏の炎天下、色の異なる同素材のポロシャツ9枚を屋外に並べ、表面温度の経時変化を比較する実験を行いました。
 
風がほとんどない気温30℃の屋外で実験したところ、5分間日光に当てただけでシャツの表面温度は大きく変わりました。
白色のシャツが気温と同じ30℃なのに対し、黒色や深緑色のシャツは50℃を超え、その差が20℃以上になりました。
子どもや高齢者が真夏に外出するときは、着せてあげる服の色に注意する必要があります。
 
9色の温度差は…
 
白、黄色がいちばん低く、少し高いのがグレー、赤でした。
紫、青が次に高くなり、緑、深緑、黒がいちばん高温のグループを形成しました。
 
熱中症対策にはこまめな水分の補給などさまざまな方法がありますが、外へ着ていく服の選び方でも熱中症対策になることがよくわかります。
気温が上がることが確実な日は黒い服の色を避け、安全な白いシャツを着て出かけましょう。
 
白いシャツは汚れやすいから嫌だという人は、反射率が比較的高い黄色、グレー、赤色のシャツがお勧めです。
紫外線を避けるには黒い色の服がいいとされますが、熱中症を避けるには白い色の服がいいようです。